| 情事の終わり[TKCV35153]
ス・ワンダフル[TKCV35115]
フレンチ・バラッズ[TKCV35151]
夜のブルース[TKCV35154]
スウィミング・アバウト・イン・ジャズ[YPM008]
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最近よく聴くソフトです。上から 情事の終わり/ワン・フォー・オール ス・ワンダフル/ビル・チャーラップ・トリオ デジャ・ヴュ/アーチー・シェップ・カルテット ブルース・イン・ザ・ナイト/ニューヨーク・トリオ (実体はビル・チャーラップ・トリオ) スウィミング・アバウト・イン・ジャズ/お洒落なジャズトリオ
上の4枚はいずれもヴィーナス・レコードという日本のマイナー・レーベルですが、演奏、録音、ジャケットの3拍子揃っています。ス・ワンダフルの1998年以外は2001年の最新録音です。それでいてオーソドックスな4ビートで、かつ昔の誰かサンのコピーで無いオリジナル性を持っています。音の採り方はオンマイクで、シャキッとしたシンバルの金属音、太くて重いベーズやドラムの音が目の前に並びます。ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音スタイルに似ていてますが、最新録音でより細かい音までよく捕らえられていて、繊細さと豪快さの両方兼ね備えた音造りになっています。それにジャケットの良さ。2枚目の水上スキーなんかノスタルジックな雰囲気がよく演出されているではありませんか。高校の頃、誰かが洋書古書店で買ってきたプレイボーイを、机の下で回し読みして憧れたあの大人の世界。 最後の「お洒落なジャズトリオ」もワイピーエムレーベルという日本のマイナーレーベルですが、ヴィーナスと正反対のソフトで透明な傾向の録音です。ピアノ、ギター、ベースという変則的なトリオです。ヴィーナスのガンガン鳴るCDで気分爽快になった後で、口直しに一服という訳です。
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