充電式ハンドドリルドライバー リーマやパンチにコダワる大先生(机上計算がお得意で、滅多に製作されない方はそれでも良いですけど)も居られますが、これらで穴を開けるのは苦痛です。刃先を変えればシャーシ造りの90%がこれで出来てしまいます。ドライバーとあるものは力が弱いですのでドリルドライバーとあるものを購入します。
拡孔ビット 商品名はいろいろですが、下穴を開けて更に大きな穴を開けるのに使います。これは5mmから21mmまで2mmおきになっています。MT管のソケットならこれで空けられます。
ホルソー 「ホルソー」は商品名ですが、これでだいたい通ります。拡孔ビットで手に負えない大きな孔空けに使います。これは32mmのもので出力管用ソケットの孔空けに使います。中心にあるドリルで位置決めをして、円筒形の刃でくりぬきます。
位置決めポンチ 金属用ドリルの刃先は鈍角に開いているので、始動時の振動で最初に当てた位置からずれる事があります。金槌でこれをシャーシに打ち付けて「凹み」をつけておけば、ずれるのを防げます。
中性洗剤 ホルソーで孔をあける時に、切削油として使います。いちいち切削油を買いに行かなくとも、これだといつも台所にあります。「ママレモン」がいいという話もありますが、銘柄でそう効果に違いがあるとは思えません。
ジグゾー サブ・シャーシを平板から切り取ったり、シャーシに角穴を空けるのに使います。タムラのトランスには角穴が必要です。ジグゾー専用機の方がコンパクトで使い易いと思います。私はスピーカー工作用に買った、日立の「電気日曜大工セット」に付属していたものを使っています。刃は日本橋に行けば1枚単位で売ってくれます。
革手袋 金属加工では、手を怪我する恐れが多分にあります。また素手では汗で、押さえていたはずの板金がスルっと逃げたりします。更にホルソーやジグゾーで加工していると金属が摩擦熱で熱くなってきて、素手では耐えられなくなることもあります。革手袋は金属加工に必須です。工事用の黄色の革のやつはごわごわして手に馴染みません。バックスキンで指にきちっとはまるものが最適です。
わに口クリップ線 被覆線の両端にわに口クリップを付けただけのモノですが、仮配線、アース線の延長、入力端子の代替等々、効能は枚挙に暇がありません。どんな高価な道具より役に立ってきました。気をつけないといけないのは、長年使っているとわに口のカバーの裾が線の被覆からずれてしまうこと。これを知らずに高圧線に繋いでいると、たちまちお手手ビリビリ。半田鏝 黄色いボタンを押すと出力が大きくなります。普通の半田付けは20Wで、アースの纏めとか解体の時は130Wの大出力でと使い分けができます。ピストル型のもありますが、解体時には力を加えると付け根のところからぐらぐらになってきます。オーソドックなスタイルの方が長持ちします。
デジタルテスター ありふれた手帳サイズのものですが、通常の電圧と抵抗以外にダイオードの順方向電圧、コンデンサー容量、さらには簡単な周波数カウンターとしても使えます。オシロと発振機 オシロと発振器はペアで使う事が多いので、オシロを買うとき「その勢いでついでに」発振機まで買ってしまう事をお勧めします。周波数特性や出力の測定以外にも、発振やノイズ源の絞り込みのような、作った後のトラブル解決にも威力を発揮します。発振機がアナログのものでは目盛りと実際に出力される周波数がずれていることがあります。オシロに周波数カウンターの機能がついているとなにかと便利です。 オシロの性能は「呼称周波数」の1/3までがフラットでそれより高い周波数では感度が下がってくるのが普通です。
歪率計 オシロ、デジタルマルチメーターと並んで「3種の神器」と言われています。使うには低歪みの発振源が必要です。これはヤフオクで落としたものです。測定周波数にはオートで対応してくれるので便利なんですが、発振機の歪率が悪くなってしまったので現在浪人中です。
ダミー抵抗 16Ω/3Wの抵抗をシリパラにして8Ω/96Wのダミー抵抗にしています。容量の大きな抵抗を1個使うよりも、小さな抵抗の集合にしたほうが放熱がよく、熱による抵抗値の変化が少なくなります。両端はバナナ端子にして、スピーカー端子に直ぐに刺して使えるようにしてあります。出力やダンピングファクターの測定に使います。
半田吸い取り機 基盤付けてある多足のICを取り外す時に必要なものです。電源ボックスにポンプが内蔵されていて、引き金を引くとポンプが働いて、ピストル型の鏝の中心から融けたハンダを吸い取ります。パワー真空管アンプでは出番が少ないですが、込み入ったところに付けてある3端子レギュレーターを外す時などに、あると便利です。
メガネ. 50才を越えて半田付けして遊ぼうという時には、「あると便利」どころか、必需品です。首からぶら下げる「ひも」を付けておくと、付けたり外したりが楽になります。2つとも、ヒャクキンで買えば200円。
抵抗の整理 私は抵抗は必要な個数に余裕もたせて買っておきます。また、解体した時にも丁寧に外して残しておきます。こうしておくと、ちょっと作って見たいと思ったときに、いちいち日本橋に走らなくとも、直ぐに実験が出来ます。ごちゃごちゃにしておくと必要な抵抗が探し出せないので、仕切のたくさんあるケースに分類して入れておきます。
パーツの整理 部品も、コンデンサー、セメント抵抗のような大型の抵抗、端子といった種類毎に分けて保管しておくと、有いモノ・無いモノが一目で分かり買い物リストも直ぐに作れます。事務用の書類整理箱を使っています。
真空管の整理 出力管の保管には、押入用の引きだしケースが便利です。積み重ねて使うことができます。 MT管は出力管と一緒にしてしまうと、隅に入って探しづらくなります。これは別途、透明な引きだしに入れておくと外から一目で分かります。