メンゲルベルグ |
M&A 4918 1938年 これぞゲテモノと昔から愛聴しておりました。編曲で聴く名曲集 その1 ベートーヴェンの交響曲で取り上げようかと思ったほどスコアに細かく手が入っています。劇的効果は抜群。中でも曲のエンドでの「バン」のおかしさはクラシック初心者でも「?」ものでした。 | |
シェルヘン |
学研 PLCC731 1965年 「本」ではマーラーの5番」を上げていますが、大きなカットがあり、前後する年で演奏が大きく変わるということなので、ベートーヴェンの交響曲にしました。 |
ビオンディ |
VIRGIN VC5454652 2000年 あの「四季」に、まだこれ程新しい息吹を吹き込む余地があったとは! ちょいとアクセントの付け方が変わっているんだろう位に思って聞き始めたら大間違い。次に何がでてくるか、最後までワクワクしどおしでした。新しいスタイルを確立したと言って良い位です。後日、カーステでこの四季をやっていましたが、一発でビオンディのものだと判りました。 | |
バティス |
BRILLIANT-CLASSICS 99786 「本」のチャイコフスキー交響曲全集は敬遠してこちらにしました。 | |
ハーディング |
VIRGIN VC5454802 2001,2000年 数年前にマッケラスの室内オーケストラによるブラームス交響曲全集が出ていました。あれとは違って中規模のオーケストラですが、似たような澄んだ音色です。ブラームスというと各パートが混ざり合って重厚な音に成るものですが、ハーディングは、普通は混じり合ってしまう内声部を、殊更に際だたせて演奏しているようです。クナのやりたい放題のブラームスがありますが、それでも「ブラームスの音」が出ていて違和感はありません。これは主旋律は確かに合っているのですが「あれあれ?」っていう演奏です。 |
ゴロワノフ |
BOHEME CDBMRGOLO06 1950年 大時代的という意味でメンゲルベルクの上を行く指揮者が居ました。ロシアのお国ものと言ってしまうにはあまりにもスケールが大き過ぎます。独奏バイオリンはオイストラフがやっています。 | |
ミュンシュ |
BMGジャパン BVCC7913 1961年 ミュンシュは昔から好きで、廉価盤「不滅のシャルル・ルミュンシュ」シリーズは殆ど買いました。その一枚が「アタリ」でしたが、特にこれだけが際だっているとは思いません。カップリングのピアテゴルスキーがやっているチェロ協奏曲もチャーミングです。 |
オークレール |
ユニバーサル UCCP9061 1963年 本当に優しいメンデルスゾーン。LP 時代に900円の廉価盤でデビューした時から愛聴しています。 | |
クーベリック |
ORFEO 499991 1981年 第1章のマーラーの第9と同様、手兵バイエルン放送交響楽団とのライブです。決して「爆演」ではなく、至極真っ当な演奏です。残念ながら著者の言う「妖しい光」は体験できませんでした。 | |
ザヴァリッシュ |
BMGジャパン BVCC7913 1972年 LPによる初出の時から聴いています。充実していますが、地味な演奏なので余り人気は出なかったようです。爆演ばかりでなく、こういう正統な演奏が再び取り上げられようになったのは喜ばしい限りです。 |
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