[ムジーク・フェライン・ザール]

 とうとう来ました。
録音場所が、ここだというだけでLPを買い漁さった時期もありました。どれだけ良い音がするのか自分の耳で確かめられます。



グロス・ザール


 前のおじさんの頭が気になりますが、これがニューイヤー・コンサートの舞台です。意外と小さいです。



 日本のホールだと平戸間も緩やかに傾斜しているのが多いのですが、ここは全くのフラット。前のおじさんの頭が気になるのもそのせいです。椅子も殆どクッショクンが無く堅いです。そういえば、ふかふかの椅子より、大きな木の切り株に座った方が音がいいと言って実行していたオーディオ評論家がいましたね。



 天井まで金ぴか。19世紀の過剰装飾の世界です。



ブラームス・ザール



 大ホールに平行して、室内楽用の中型のホールがあります。ややシンプルな造りですが、大ホール同様バルコニー席もある豪華なホールです。



[国立オペラ座]

 ウィーン・フィルが来日している時期と重なったので、「ウィーン・フィルの音」は国立歌劇場オーケストラとして聴くことになりました。世界中からファンが訪れる劇場だけあって、各座席の前に液晶の画面があり、英訳のセリフが出てきます。最上階の立ち見席にもこの装置があるのはさすがです。



 到着の日は、ホテルへ着いたのが夜の9時でどこへも行けませんでしたが、それ以外は毎日、日曜日はマチネーを含めて一日に2回コンサートに行きました。日本と違うのは、来る人の年齢が大変高いこと。オペラ座は別として、それ以外のコンサートは数千円で聴けますから、経済的理由というより、若い人がクラシックを聴かなくなっているのではないかと思います。そのせいか、26歳以下だと30%オフです。一緒に行った息子も26才以下かと聞かれて、イエスというと証明書の類を要求されることもなく割引料金が適用されました。そういう優遇措置が必要な事態になっているということではないでしようか。



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